闘牛サポーター募集

岩手県久慈市の平庭高原では、東北で唯一の闘牛大会が開催されており、その歴史は塩の道の時代まで遡ります。南部牛が塩を運ぶ際、ワガサ(強い牛)を決めるために角突きをしていたのが闘牛の起源となっています。昭和58年から始まり、今では久慈市山形町(旧山形村)の観光行事の一つとして定着しております。

本市は全国でも有数の日本短角牛の産地であり、その短角牛が闘牛の素牛として全国へ供給されており、闘牛の本場新潟県や沖縄県、鹿児島県の徳之島等で「南部牛」として名牛となって活躍しています。しかし、近年の畜産を取り巻く情勢は非常に厳しく、飼養される方や闘牛の頭数も減少しております。

そこで、全国の闘牛ファンの皆さんで、東北で唯一の闘牛「平庭闘牛大会」を今後とも継続発展させるため、「べごの角突き応援団」に賛同される方をサポーターとして募集しています。